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大刀洗飛行場の年表

大刀洗飛行場の年表一覧

西暦 和暦 大刀洗飛行場史 航空史 歴史
1916 大正5 5月 陸軍は三輪村、大刀洗村、馬田村に飛行場用地買収を申し入れる
1919 大正8 10月 大刀洗飛行場完成 1月 陸軍がサルムソン2A2を輸入 ヴェルサイユ条約調印
11月 航空第四中隊 所沢より移駐 偵察が任務(偵察機18機、兵員104名) 6月14日~15日 J・アルコック(英)他、ヴィッカース・ヴィミー複葉機で北大西洋無着陸横断飛行に成功 
12月 航空第四大隊へ昇格 久留米憲兵隊 大刀洗分遣隊設置
1921 大正10 2月 中央軌道 新町~飛行場まで、レール敷設が完成  5月 陸軍の河井田中尉、ソッピース機で宙返り連続456回の世界記録達成  ワシントン軍縮会議(~22)四カ国条約に調印
四カ国条約により、日英同盟解消
1922 大正11 8月 飛行第四大隊と改称 11月 陸軍が立川に飛行場を開設 ワシントン海軍軍縮条約
1923 大正12 関東大震災
1924 大正13 米国で対日排日法である「排日移民法」が成立
1925 大正14 4月 飛行第四連隊に昇格、台湾飛行第八連隊も同居 定員1,500名、日本最大の航空部隊が駐屯 朝日新聞社のブレゲー式19型「初風」「東風」が訪欧飛行成功    日ソ基本条約
治安維持法
普通選挙法
ラジオ放送開始
1927 昭和2 1月 戦闘機1コ中隊が配備される 5月21日 チャールズ・リンドバーグ(米)がスピリット・オブ・セントルイス号でニューヨーク~パリ間の無着陸大西洋横断飛行に成功  金融恐慌
5月 飛行第八連隊、台湾屏東へ移動 第一次山東出兵(~28)
1928 昭和3 1月 飛行第四連隊陣容整う(戦闘機1コ中隊追加配備=偵察1コ大隊、戦闘機1コ大隊) 三菱2MB1を制式採用し、八七式軽爆撃機とする 普通選挙実施
5月 陸軍の山東半島出兵に備え、飛行第四連隊中国天津へ出動  10月 日本航空輸送株式会社が設立  済南事件
張作霖爆殺事件
1929 昭和4 4月 日本航空輸送(株)大刀洗支所を設置。郵便・貨物輸送、旅客輸送や遊覧飛行を行う。民間での西日本航空発祥の地。区間は、東京ー大阪ー大刀洗ー釜山ー京城ー大連まで  7月15日 日本航空輸送がフォッカー・スーパー・ユニヴァーサル機で東京~大阪~福岡(大刀洗)間で1日1往復の定期旅客輸送を開始  
8月 飛行船ツェッピリン伯号による世界初の地球一蹴飛行に成功
1930 昭和5 8月 秩父宮(昭和天皇の弟)飛行第四連隊に入隊  1月22日 田中勘兵衛が川崎KD-5戦闘機で高度1万mの日本記録を樹立  ロンドン海軍軍縮条約調印
昭和恐慌
1931 昭和6 満州事変勃発、大刀洗は補給部隊に指定される   8月25日 羽田空港が開港 柳条湖事件・満州事変  
10月 ミス・ビードル号が初の太平洋無着陸横断飛行に成功
12月15日 中島飛行機株式会社が設立
1932 昭和7 上海事変
満州国建国宣言
五・一五事件
ドイツ、ナチス政権成立
1933 昭和8       国際連盟脱退通告
塘沽停戦協定
1936 昭和11 5月 日本航空輸送(株)大刀洗支所、雁ノ巣飛行場へ移転 中島キ-27が初飛行  二・二六事件 
12月 渡辺鉄工所(株)野町工場用地買収開始 九万坪
1937 昭和12 5月 西部防衛司令部を飛行隊本部庁舎内に設置、その隷下、19コ中隊(180機)全陸軍航空部隊の13%。
*大刀洗のみ、偵察4コ中隊(36機)、戦闘3コ中隊(27機)合計63機 第二大隊に九七式戦闘機が18機配備された
4月10日 三菱神風号が立川~ロンドン間(南回り)1万5357kmで94時間17分56秒の飛行を達成 日本初の国際記録樹立 盧溝橋事件・日中戦争
12月 渡辺鉄工所(株)野町工場が大刀洗航空機製作所として独立 次期陸軍戦闘機の審査の結果、中島キ-27が制式に採用され、九七式戦闘機となる 日独伊防共協定
1938 昭和13 7月 高射砲第四連隊開隊(立石村一ツ木)   国家総動員法 
8月 飛行第四戦隊と改称(軍令陸甲第27号)
1939 昭和14 4月 国鉄甘木線開通 4月1日 三菱一二試艦上戦闘機(零式艦上戦闘機)が初飛行 日米通商航海条約廃棄通告
12月 第五航空教育隊開隊(飛行場北西側、日本最大の航空教育隊)  4月26日 メッサーシュミットMe-209V1で時速755.1kmの世界記録樹立 独ポーランド侵攻、第二次世界大戦 
10月20日 三菱双発輸送機ニッポン号、日本発の世界周回飛行を達成
1940 昭和15 2月 材料しょうが立川航空しょう・大刀洗支しょうとして発足   日独伊三国同盟成立
7月 大刀洗航空しょうに昇格(2棟の大格納庫と30棟の施設を持ち、しょう内に工員養成所を発足) 9月28日 三菱MC-20旅客機、羽田で公開   大政翼賛会 
9月 飛行第四戦隊、熊本・菊池飛行場に移駐(その後17年1月 山口・小月飛行場に最終移駐)
10月 大刀洗陸軍飛行学校開校(飛行第四戦隊転出跡地使用で研修期間は2年)
1941 昭和16    3月 中島キ-49が制式採用となり、百式重爆撃機「呑龍」とする 日ソ中立条約締結
4月 中島キ-43を制式採用し、一式戦闘機「隼」と命名 ハワイ真珠湾攻撃・太平洋戦争(大東亜戦争)(~45)
南部仏印進駐
1942 昭和17 2月 川崎キ-45改を制式採用し、二式複座戦闘機「屠龍」とする ミッドウェー海戦
1943 昭和18 4月 技能者養成所開所(航空しょう内工員養成所独立) 6月 川崎キ-61を制式採用し、三式一型戦闘機「飛燕」とする  ガダルカナル島撤退
10月 大刀洗陸軍飛行学校・甘木生徒隊に少年飛行兵2,000名入隊(高射砲第四連隊南方転出跡地を使用) 学徒出陣
1944 昭和19 3月 大刀洗北飛行場建設開始(老若男女、朝倉中学・嘉穂中学学徒動員、朝鮮人労働者で行う) 三菱キ-67の制式採用が決定し、四式重爆撃機「飛龍」として生産を開始 神風特別攻撃隊誕生
4月 陸軍特別幹部候補生が3000名、甘木生徒隊及び本校に入校    4月 中島キ-84を制式採用し、四式戦闘機「疾風」となる   レイテ沖海戦
5機の零戦による初の特攻作戦
サイパン島陥落
本土爆撃本格化
1945 昭和20 1月 大刀洗陸軍飛行学校にて特攻隊編成(教官・助教)九八直協偵察機36機で新田原(宮崎)より出撃 川崎キ-100の飛行試験を開始
審査の結果、制式採用され五式一型戦闘機となる。
ヤルタ会談
2月 大刀洗北飛行場完成 3月 中島キ-115の1号機が完成特攻機「剣」(海軍では「藤花」) ドイツ無条件降伏
2月 大刀洗陸軍飛行学校閉鎖・第八練習飛行隊開隊 4月 零式艦上戦闘機の最終型式である五四型が試作完成 アメリカ軍、フィリピン島奪還
3月 飛行第九十八戦隊、鹿屋(鹿児島)より移駐のため飛来 6月 三菱キ-200「秋水」が完成(海軍では19試局地戦闘機) 3月10日 東京大空襲
3月 大刀洗大空襲
・第一回爆撃(27日)飛行場・航空しょう・第五航空教育隊(百部隊)の一部
・第二回爆撃(31日)航空機製作所・第五航空教育隊(百部隊)
7月 九州飛行機J7W1「震電」の試験飛行開始 4月1日 アメリカ軍 沖縄本島上陸
4月 飛行第六十二戦隊が特攻部隊として西筑波(茨城)より飛来 8月3日 震電の初飛行成功      6月19日 福岡大空襲
5月 飛行第六十二戦隊より4機の重爆撃機が沖縄へ直接特攻出撃
6月 特別攻撃隊第299・300・303・304振武隊が児玉より飛来 8月6日 広島に原子爆弾
7月 飛行第六十六戦隊が北部九州防空のため万世(鹿児島)より移駐のため飛来   8月9日 長崎に原子爆弾 ソ連参戦
8月14日 日本政府、ポツダム宣言受諾決定
8月15日 玉音放送で戦争終結を発表