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講演会『浅海底の戦争遺跡USSエモンズ-最先端技術を用いた記録と伝承-』(4館合同企画展『浅海底の戦争遺跡USSエモンズーその記録と伝承』関連イベント)

九州大学 浅海底フロンティア研究センター 菅 浩伸教授を講師に迎え講演会を開催いたします。

 

【講師:菅 浩伸教授(九州大学 浅海底フロンティア研究センター長)】

35年以上にわたりサンゴ礁をはじめとした沿岸域の地形研究を行う。2010年以降はマルチビーム測深機(音波探査装置)を使用した沿岸浅海域の海底地形の可視化を進めており、これまでに琉球列島をはじめとした日本沿岸海域での測深を実施している。

これらの研究を基に、2016年に九州大学に「浅海底フロンティア研究センター」を開設。沖縄・古宇利島沖に沈む米駆逐艦エモンズの調査・研究では、マルチビーム測深による詳細な海底地形図の作成とともに、自ら潜って撮影した水中写真を基にフォトグラメトリー技術を使って船体の三次元モデルを作成。その後、米国側の戦闘詳報などと照らし合わせるなど、当時の事実を追究している。