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企画展「知られざる特攻」開催記念・「かたりつぐ」 『鳥谷邦武氏講演会【対談形式】』

 

昭和十八年、少年飛行兵に合格し、十六歳で大刀洗陸軍飛行学校に入校。その後、朝鮮、満州の飛行場で厳しい訓練を続け、特攻隊「第四二七振武隊」に編成される。まだ生きたいと思いながら、両親宛に白紙の遺書と毛髪、爪を送った。

出撃命令を待つ間に、次々と戦友が出撃し命を落とす。終戦を迎え、やっと日本に帰れると思ったが、着いた先は西シベリア「ヤヤ第六収容所」だった。そこで、強制労働を課せられた。極寒の中、食料も不足し仲間も倒れた。日本に還ったのは、昭和二十二年五月のことだった。

 

「特攻隊」「シベリア抑留」の経験をされた鳥谷氏に、戦争の悲惨さ平和の大切さをお話しいただきます。かたりついでいくために…。