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企画展「零戦と海軍搭乗員たちの軌跡」

三菱の堀越二郎技師が設計した零式艦上戦闘機は、太平洋戦争(大東亜戦争)序盤、その運動性能の良さと熟練搭乗員の手腕によって圧倒的な強さを見せ、瞬く間に太平洋の空を席巻しました。しかし、度重なる海戦での敗北や、多くの熟練搭乗員を失ったことによって航空戦力は疲弊し、米軍最新鋭機に圧倒されるようになっていきます。そして、昭和19年(1944)10月、悪化する戦局を打開するため、ついに航空機もろとも敵艦に体当たりする特攻作戦が開始され、終戦までの間多くの若者がこれに殉じました。本展では、こうした零戦と海軍搭乗員たちの軌跡を多くの資料とともにご紹介します。