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『浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト』クラウドファンディング

昭和20年4月6日、沖縄に上陸した米軍に対し、陸海軍共同の特攻作戦が始まりました。陸軍「第一次航空総攻撃」、海軍「菊水1号作戦」といわれ、この日出撃した特攻機は陸海軍併せて約210機。米軍艦船にも大きな被害がでましたが、多くの特攻隊員も犠牲になりました。この日の攻撃には、大刀洗陸軍飛行学校の教官や助教で編制された誠第36・37・38飛行隊も九八式直接協同偵察機で出撃、戦死されています。

沖縄県・古宇利島沖には、この攻撃で航行不能となった米軍艦エモンズが沈んでいます。その近くにはこの軍艦に突入した機体があり、その機体は九八式直接協同偵察機。当時、大刀洗を経て新田原(宮崎)から特攻出撃した大刀洗陸軍飛行学校の教官や助教の最期の場所です。

戦後75年を控え、九州大学 浅海底フロンティア研究センターによるこれらの戦争遺跡の調査が行われ、研究成果を平和教育に活かす取り組みが行われています。戦後75年となる2020年6月には、沖縄と福岡で「海の戦争遺跡を語り継ぐ講演会」も計画され、そのために必要な資金を集めるためのクラウドファンディングが行われています。詳細は添付の呼びかけチラシを参照してください。

 

■問い合わせ先

九州大学 浅海底フロンティア研究センター

TEL 092-802-5646

Email seafloor@scs.kyushu-u.ac.jp

 

■クラウドファンディング「浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト」
https://readyfor.jp/projects/Emmons

■九州大学浅海底フロンティア研究センター/USS Emmons
http://scs.kyushu-u.ac.jp/seafloor/Emmons/