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戦時中、スパイ容疑をかけられ家族と離れ離れになった蜂谷彌三郎。妻・久子とは互いに生存を確認する術もなく半世紀という月日が流れました。
その間、過酷な環境に身を置くことになった彌三郎。帰国という希望を絶たれた彼を支えたのは、敵国・ソ連の女性、クラウディアでした。
支え合い生きてきた二人でしたが、心の底で日本への帰国を願う彌三郎の思いを感じたクラウディアがくだした決断とは…。
村尾靖子さんが執筆された『クラウディアの祈り』を、取材で集められた資料と共にご紹介しています。
この事実を知っていただき、戦争の悲惨さや、家族・人との絆を見つめなおすきっかけとなればと思います。