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戦後70年企画展「物言わぬ証言者 遺物が語る沖縄戦」

どこまでも青い海と空が広がる南の島、沖縄。かつてこの島では国内最大の地上戦が繰り広げられ、約三カ月にわたる「鉄の暴風」によって、民間人と日米両軍を合わせて二十万人を越える尊い生命や、多くの文化遺産が失われました。この沖縄戦から七十年の歳月が過ぎ、当時の体験を語る証言者は、高齢化により減少し続けています。一方で、沖縄には今なお陣地壕跡や「ガマ」と呼ばれる自然壕の中に、名前もわからない戦没者の遺骨や遺品が手つかずのまま眠っています。本展ではこうした壕から掘り出された様々な遺物が語りかける沖縄戦の記憶に思いを馳せてみてください。