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戦後70年「18人の肖像画展-丸山里奈-」

「軍服姿の祖父が写った一枚の集合写真。しかし、いつ撮られたのか、どこで撮られたのかも分かりません」
昨年5月、90歳で亡くなられた祖母の遺品を整理していた丸山氏は、偶然祖父が写る写真を見つけました。祖父の緒方福治氏は、陸軍に入隊後、満州に渡り、復員。後の1957年に41歳で亡くなられています。
油彩画の勉強をしていた丸山氏は、その集合写真の一人ひとりを画題とすることに決め、1年がかりで18人の肖像画を仕上げました。「写真が撮影された場所も、一緒に写っている仲間たちの名前も分かりません。しかし、そこに写る一人ひとりの表情、その奥に広がる個々の思いに心惹かれました」と話されます。
写真の詳細についての手掛かりを求めるとともに、「肖像画は本人や親族の方が望まれるのなら、贈りたい」と考え、今年7月には地元の行橋市でも個展が開かれました。11月には福岡県遺族会総会でも展示されることが決定しています。