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「戦地から愛のメッセージ 伊藤半次絵手紙展」

伊藤半次は博多中島町にあった老舗提灯店の大将でした。スキーを嗜み、電機蓄音機が宝物、映画鑑賞や温泉旅行にしばしば出かけるなど、多趣味で活発な性格だったようです。半次は27歳のとき応召し、その後満洲に出征。遠く離れた戦地から、内地に残してきた妻や子ども達に宛てて、得意の絵を描いた軍事郵便を送り続けました。その数約400通。絵手紙は博多っ子らしいユーモアと家族への愛情にあふれ、読む人の心を和ませます。受け取った家族は大いに笑い、励まされていたことでしょう。家族の元へ帰ることを夢見ていた半次でしたが、ついにその夢は叶うことなく、昭和20年6月18日、沖縄戦で果てました。本展では、半次が命懸けで描き続けた絵手紙を通して、家族の絆の大切さ、平和の尊さを伝えます。