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広島市の平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルで、被爆して10年後に白血病となり、12歳で亡くなった佐々木禎子さん。遺品である折り鶴を、命日の10月25日にNPO法人SADAKO LEGACY理事長で、禎子さんの実兄・佐々木雅弘様よりご寄贈いただきました。
式典では、雅弘様より生きたいと強く願っていた禎子さんの思いや闘病生活の苦しさ、家族や仲間への想いやりなどをお話しいただきました。また、甥でシンガーソングライターの佐々木祐滋様より、禎子さんの気持ちになって綴った歌「INORI」を歌っていただきました。
折り鶴は、国内では禎子さんの母校である幟町小学校(広島市)、沖縄市、長岡市、我孫子市、郡山市、茅ケ崎市につぎ7か所目。ほかに、アリゾナ記念館(アメリカ)など世界にはばたき展示されています。
禎子さんの折り鶴は常設展示、オバマ前アメリカ大統領が長崎原爆資料館に贈られた折り鶴は広島・長崎原爆パネルと共に来年2月3日まで展示致します。